この日はオヤジのフレンチを標榜するサラマンジェ・ド・イザシ・ワキサカへ。階段を下りて店に入るとカウンターにオヤジが二人、まさしく!
メニューにコースは無くアラカルトのみ、というのも一人づかいには有り難い。しかも良心的な価格設定。会社帰りに気軽に立ち寄れそうだ。
豚の生血を飲む奴はいないと思うが、国民の健康を一生懸命考えてくれているお役人が流通を禁止してしまったので、フランス料理店から消えてしまったブーダン・ノワール。沖縄だけは流通しているらしく、こちらでは冷凍の血を沖縄から入れて提供している。鼻に抜ける血の香り、林檎とバナナの仄かな甘さ。
エスカルゴとロックフォールチーズのオーブン焼き。淡白なエスカルゴとロックフォール好く合う。残ったソースはパンに付けて。
ホロホロ鳥のロースト、キノコとフォアグラのソース。皮はパリッと中はしっとり。量も十分あって、旨い。
ここのスペシャリテ。バヴェットのソテ エシャレットソース。高温で表面が焦げるくらい焼いて中はブルーレア。見た目以上の凄まじい存在感。しっかりしたソース。ご飯で食べたい、と言ったらシェフに怒られるか・・・
写真には無いけど、前菜をもう一皿食べているので、かなり満腹状態。だがデセールは別腹。キルシュたっぷりのサバラン。最高に旨かった。
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