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AKI NAGAO

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restaurant SIO

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Cod

すし しもくら

Sunday, May 20, 2007

狸小路市場の歴史は昭和2年と言うから今年で80年になる。当時の面影は無いだろうけど、今
でもレトロな雰囲気が漂う。細く狭い通りにはには魚屋、八百屋、ラーメン屋、炉端焼き、もん
じゃ焼きなどの店が並ぶ。その中の一つに「すし しもくら」がある。最近はblogやグルメガイドな
どですっかり有名になって、予約も取り難いらしい。
ここの魅力は全国の旨い魚を安く食べられること。天然モノにこだわった魚屋が経営しているの
で安心だ。日本中の旨いモノは東京に集まるような流通システムになっているが、ここは独自の
ルートを持って全国から旨い魚を集めている。九州、北陸の魚を北海道で集めるのは苦労だろ
うと思う。

今日の突き出しは鱧の南蛮漬け。鱧は「梅雨の水を飲んで旨くなる」と言うように夏が旬だが、
柔らかくサッパリとして旨かった。鮨は注文が入ってからネタを一つづつ切るので、しっとりとして
いて旨い。

赤身(大間)
いつもは戸井だが今日は大間産。血の香りと爽やかな酸味。

中トロ三枚付け
赤とピンクのグラデーションが美しい。口に入れると溶けるほど。

鯛ハラス(五島列島)
桜鯛と言うように春先が有名だが今が旬。脂の乗ったハラスは甘い香り。

鯛昆布〆(五島列島)
熟成した旨み。

平目(積丹)
座布団ほどもある大きさとか。小鞠寿司風に包んで。

細魚(瀬棚)
こちらも春の魚。見た目も美しいが味も繊細。

アラ(長崎)
小ぶりのもので脂は少ないがしっかりとした歯応え。

チップ(阿寒湖)
紅鮭が陸封された高級魚。品の良い脂が乗っている。

蝦蛄(厚田)
厚田は大型の蝦蛄が獲れる。

穴子(石狩)
ここの穴子は口に入れると崩れるほど柔らかい。
笹に乗せて炙って。

赤烏賊(湯引き酢〆)
柔らかく淡白。

~ここまででがおまかせコース~

縞鯵(豊後水道)
最も好きなネタの一つ。もっちりとした歯応えに、飴のような艶。


酢で締めたものを炙って。

平目縁側

鮨 しもくら
札幌市中央区南3条西6丁目 狸小路市場内
011-231-4945

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