Fenêtre

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AKI NAGAO

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restaurant SIO

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てんぷらと和食 山の上

Saturday, May 19, 2012

山の上ホテルに宿を取った理由の一つは、この店のてんぷらを食べたかったからだ。東京育ちの私にとって鮨、てんぷら、鰻、とんかつは大好物。このローテーションで一年過ごせる。こういったものは東京で食べるのが一番だと思う。

池波正太郎が贔屓にし、近藤文夫が料理長を務めたことでも有名な店。6時の予約で、店に入った時には既に賑わっていた。戸を潜ると胡麻油のよい香り。長いカウンターの前では3人の職人が引っ切り無しにてんぷらを揚げている。

カウンター越しに鎮座している、開業当時から使われているという氷の冷蔵庫。まだ調理が出来ない小僧さんがテキパキと素材の下拵えをしている。 

この日は野菜7品、魚4品に〆のかき揚げが付くコースを注文。かき揚げは天丼、天茶が選べる。
魚は車海老、鱚、女鯒、稚鮎、穴子、野菜はアスパラ、玉葱、茄子、茗荷、蓮根、椎茸、万願寺唐辛子。穴子は樹で食べるように、卸したての山葵と檸檬で。

追加で注文した蛤。千葉の地はまぐりは北寄貝ほどの巨大なもの。海苔で巻き、半生に揚げた身からは滋味タップリのジュースが・・・(絶品)

揚げるのに40分程掛かる丸十(薩摩芋)。お好みでブランデーを振りかけて食べる。(次回の楽しみに)


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