根津美術館 & NEZUCAFE

先頃、国宝「那智瀧図」が根津美術館で3年振りに展示された。この機会を逃すとまた数年待たなければならない。国宝や重文などの素晴らしい作品は常設展示していつでも見られるといいのだがお国の決まりで公開回数や日数などが細かく規定されているのだ。

絵の感想はここでは省くが、是非とも現地で滝を参詣したいと思った。

根津美術館は至宝のコレクション以外にも楽しみが多い。一つは都心とは思えない広大な庭園。江戸から明治に作られた四つの茶室、池や竹林、紅葉...深山幽谷の趣きある庭園の散策は絵画鑑賞の後の楽しみだ。

散策で腹が空いたらNEZUCAFEへ。庭園を眺める高台にあり窓からの美しい眺めもおかずだ。料理はミートパイがいいだろう。

隈 研吾 設計の本館も見所満載。長いアプローチは竹の生け垣に玉砂利、壁面は竹竿で覆われている。長い庇はコンクリート風だが厚みが無いので軽快な雰囲気になっている。