Fenêtre

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AKI NAGAO

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Foie gras

hofe

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lapereau

restaurant SIO

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Cod

Fenêtre (Dîner Août.2010)

Wednesday, August 18, 2010

オープンして丁度一ヶ月経った中標津のFenêtre(フェネトレ)に再訪した。キャンプ場からの移動
町に着いたのは2時過ぎ。この日は中標津町最大の祭りにして盆踊りの提灯の数が日本一
と言われる「なかしべつ夏祭り」の当日だった。街のメインストリートは車輌を通行止めして、
盆踊りのパレードが始まっていた。前日に台風が抜けて猛暑の最中で気の毒に思えたが、沿道
は見物の人々で華やかな雰囲気だった。もう何十年も夏祭りに出掛けることなど無かったが、
子供の頃、海沿いの小さな町で暮らした頃の祭りの記憶が蘇った。



先月訪れてシェフの料理を堪能したので、期待値は自然と高まる。この日はシェフを知る5人が
札幌から集まったので、ちょっとプレッシャーを掛けたんじゃないかと思う。

アミューズの白レバーのテリーヌと玉蜀黍のアイスクリームを食べて、遥々訪れた甲斐があった
と実感した。
冷たい前菜は、高値で今話題の"秋刀魚"を使ったもの。秋刀魚に幸水(梨)をあしらうなんて、
流石のセンス。


スープはガスパチョに桃と地元の大粒のブルーベリーを浮かべて。


羅臼産のカスベをレタスと共に。発酵バターの香りとシェリービネガーの酸味でアクセントを
付けている。唸る!


魚料理の二皿目は花咲蟹とシマエビのリゾットに青マス(カラフト鱒)を戴いた贅沢なもの。
リゾットは濃厚でど真中のストライク。青マスは道外には殆ど流通していないが、道東方面では
今が旬の魚。鮭や桜鱒に比べて格下に見られがちで、僕もそう思っていたが概念を改めなけ
ればならない。





肉料理はシキンボのポアレ。写真だと大きさが分かりにくいが300g位あったと思う。
シキンボ(外腿の一部位)を食べたのは初めて。脂肪は殆ど無く、硬めの部位なの火入れ
難しそう。生では噛み切れないし、火を入れすぎるとパサついてしまいそうだ。
シェフが時間を掛けて焼き上げた塊は素晴らしかった。繊維の中にタップリと肉汁を湛えて、
噛締めると口の中に広がる。脂分に誤魔化されない本来の旨みが染み出てくる。





Fenêtre フェネトレ
0153-72-3775


誕生日のMさんにシェフからのサプライズ
ラウキカのパリブレスト!!
パリブレストを食べ慣れているワケではないけど、最高に美味しかった☆








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