南仏プロヴァンスと聞いて、セザンヌが生涯モチーフとして描き続けたサント・ヴィクトワール山が思い浮かぶ。現地には行った事が無いのだが、画家だった父から子供の頃に光溢れるサント・ヴィクトワール山の情景を聞かされたのを憶えている。いつかこの目で荒々しい石灰岩の山を見たいと思っている。
今日のお店は、そんな南仏プロヴァンスで活躍されていたシェフが腕を振るう“プロヴァンサルキムラ”のランチのご紹介。HPでプロフィールを拝見したらエクサン プロヴァンスにもいらした様で、休日はきっとサント・ヴィクトワール山にも行かれていたんだろうなぁ~なんて想いを巡らせながらアミューズを待つ。
†Amuse
鱈とジャガイモのブランダード
プロヴァンサル キムラのイメージを象徴する一品
毛蟹のブランマンジェ
文句無しに美味しい。アスパラと毛蟹ってこんなに合うんだなぁ。毛蟹、アスパラ、コンソメのそれぞれが、邪魔する事無く持味を主張している。道産素材の素晴らしさを堪能。
† Soupe
†Vin
COTEAUX D'AIX 2000(Domaine des Beates)
コトー・ディクサン・プロバンス(ドメーヌ デ ベアト)濃い赤。タンニンが豊かでドライフルーツやベリー系の香り。シェフの南仏時代の想い出のワインとか。
†Viande
アイリスポーク(北見)ソテー
しっかりとした歯応えで味のあるポーク。脂身がくどく無く、甘みがあって美味しい。
†Dessert
道産ケンタロウ苺のスープとミルクのソルベ
道産ケンタロウ苺のスープとミルクのソルベ
見た目の美しさ。甘みと酸味のとれた美味しい苺。絞りたてのミルクのソルベと相性もGood!
美味しい料理で大満足のランチをご馳走様でした。マダムも気さくで感じの良い方で楽しいひと時でした。
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