連日暑い日が続いている今年の札幌、8月も明日で終わりと言うのに今日も凄まじい暑さに
見舞われている。(大阪や岐阜の人には申し訳ないが、ベースの気温が違うので...。)
こう暑いと食欲も減退しそうなものだが、夏バテ知らず、食欲益々旺盛の我が家。それでも
食をに涼を求めて出掛けたのが、創作和食の「玉響」(札幌桑園)。
アトリエテンマが手掛けたこの店は元々は繊維卸の倉庫だったようだ。概観は当時のままの
雑居ビル風で、小さな行灯が唯一の目印だ。何度も前を通っているのに今まで全く気付かな
かった。店の内部は(リンク参考)空間を贅沢に、照明を控え目にしてゆったりとした雰囲気。
"おくどさん"をイメージしたような大きなカウンターが印象的だった。訪れた時は気付かなかっ
たが、ソファーにLC3を使うなど凝っている。
一日5組の完全予約制で、料理はコースのみ。予約の電話では年齢や男女の別まで訊かれる
のだが、初訪だったのでそれが料理やもてなしに反映されているのかは不明。
季節柄、冷たい器が多かったが一皿一皿に丁寧さが伝わる。
量は少ないが、一皿に色々な食材が丁寧に調理されて美しく盛られている。器も好く、見ていて
も楽しい。
魚、野菜が中心の構成だが、品数が多く食べ終わる頃には量的にも満足感がある。
穴子、時鮭を使った一皿。"蒸し"、"焼き"、"煮"と手が込んでいる。
何時もお世話になっている方のリクエストで訪れた店だったが、料理も雰囲気も満足の一夜。
また、ご一緒させて下さい。
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