蝦夷鹿のタルタルステーキ

僕の生肉好きを司馬遼太郎風に表現すると...
「私は生肉が好きである。あまり好きなせいか、どの生肉を喰ってもむしろ自分はこんなものは嫌いだと言った様な顔を心の中でしてしまう程に好きである。」

と言うわけで何時もは牛肉で作るのだけど、この日は知り合いのハンターから分けて貰った新鮮な蝦夷鹿が手に入ったので蝦夷鹿のタルタルステーキを作った。

スキレットでしっかり焼いたカトルフィーユのバゲット・トラディションにたっぷりと載せて食べるとワインが止まらない。

(司馬遼太郎『街道をゆく 大和・壺坂みち』より)

「私は城が好きである。あまり好きなせいか、どの城址に行ってもむしろ自分はこんなものは嫌いだと言った様な顔を心の中でしてしまう程に好きである。」