ご主人に紹介してもらったお店。週末の個室は中々とれず平日に訪れたが賑わっていた。
決まったメニューは無く、その日の食材と予算(¥8,400~)に応じてコースを仕立ててくれる。
最初に出て来た白子と百合根の茶碗蒸し。久しぶりの関西風の淡く優しい出汁。主張しすぎない奥深さ。蕩けそうな白子、ホクホクとした百合根、口の中で融けてしまうほど柔らかい卵。
寒くなると美味しくなって来る鯖鮨。昨年京都で食べて以来一年振り。
土瓶蒸し、ぐじと銀杏。蓋を開けると湯気と共に、部屋中の松茸の香りが広がる。身も心も温まる。日本酒がすすむ。
造り。クロイカ、中トロ、平目昆布〆。珍しいものは無いがどれも素晴らしく美味しい。
八寸風。鴨ロース、菜の花、イクラ味噌漬け、カラスミ、あん肝
揚げ物。醤油で味付けした鯛カマをカリカリに揚げたもの。スダチをタップリ絞って。
冬野菜の炊き合わせ。どれもよく炊き込んであり出汁が染みているほっとする一品。
松茸ご飯。釜で炊いたものを部屋で取り分けてくれる。香りを活かして薄めの味付け。
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