約20年振りのオーベルジュ・オー・ミラドー (Auberge au Mirador)訪問。当時はオーベルジュという言葉も今程市民権を得ていなかった時代だった。“極楽スキー”世代の僕等にとって、コジャレた食事付き宿と言えば斑尾、清里辺りのペンションだったかな。今考えれば食事は酷いものだったけど、まぁ食事が目的じゃないからね・・・
当時は今の本館一棟だけのこぢんまりとしたオーベルジュだったんだけど、今や三棟が並ぶ“街”になってしまった。パヴィヨン・ミラドー はお城調、コロニアル・ミラドーは、バリのリゾート調と統一感がない。昔の素朴な感じが懐かしい。
チェックイン後、ディナーの時間確認が入る。5時半、7時、8時半の3コース。3回転もするのかと驚き!7時の予約に食堂に向かうと満席で賑わっている。席は厨房の入り口の傍。時折勝又シェフの姿が見え、一安心。
アミューズ二種のあと、前菜はトマトのコンフィに穴子のグリル。見た目も美しくふわっとした穴子の食感も良かった。
無花果のテリーヌは宝石の様な一皿。
駿河湾の真鯛のグリル。
メインの肉料理は愛鷹牛か仔羊からチョイス。ジビエを期待していたのでちょっと残念。
仔羊はご覧のとおり美しい火入れ、繊細な味。
卵のミルクセーキ
葉巻を模したマロンのデザート。
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