西と東のあはひ「アジアの布~永森コレクション~」と「奥田祐斎の染」
時間の6時には未だ早かったのでミッドタウンから西麻布まで歩くことにした。テレ朝通りから外苑西通り抜ける路地は住宅街の中に幾つかの大使館があったり、レストランやバーが控えめに営業していたり、中々面白い通りである。その中にle bain(ル・ベイン)と言うギャラリーがある。何か目的があって入った訳でもないが、展示されている永森氏の珠玉のコレクションと奥田祐斎氏の染にすっかり魅了されてしまった。
永森達昌氏はファッション界の大物でありテキスタイルの第一人者、奥田祐斎氏は高名な染織家なのだが恥ずかしながらこの日まで存じ上げなかった。ふら〜っと入った僕等にアジアの織物や染色の話をユーモアたっぷりに話して頂いた。
かつてインドで手に入れたという永森氏のコレクション。極細の手撚りの糸で織られた繊細な生地。
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