2010年にオープンし5年目に突入したフェネトレへ訪問。シェフとマダムの目が行き届く小さなフランス料理店。近隣の魚介類やシェフ自ら採って来る山菜、この4年間で開拓した国内外の仕入れ先から豊富な食材が揃う。
この日は前菜の螺貝、厚岸の牡蠣に始まり、フレッシュフォアグラ、道南の烏賊、鶉、キンキ、ピジョンエトフェとバラエティに富んだ食材で楽しませてくれた。
螺と唐墨の冷たい前菜
厚岸の巨大な牡蠣と山わさび
個性の強い食材どうしが見事に調和、アクセントの浜弁慶草はシェフが採ったもの。
フレッシュフォアグラとサマートリュフ
一口目は口の中で蕩けるフォアグラを楽しみ、二口目に夏鹿のコンソメで脂を流す。悦楽の一皿。
烏賊と黒キャベツ、牡蠣のソース
旬の烏賊の一皿。乾燥させた黒キャベツは食感も味も海苔のようだった。
きんきとジロール茸
道東はキンキのよい漁場が近い。松笠焼きにして香ばしい鱗を楽しむ。キンキの上品な香り、滋味溢れる出汁にほっとする。
鶉と栗蟹のリゾット
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