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The Bow Bar~Temptation of The angel~

Tuesday, December 1, 2009

 

"天使のようなグラッパ"職人ロマーノ・レヴィ氏が亡くなったのが昨年5月。
今や彼の手書きラベルのグラッパを手に入れるのは、少々勇気が必要だ。生きている頃から“幻の”と形容された彼のグラッパをボトルで入手するのは、庶民には殆ど幻となってしまった。
生存中に買い求めた我が家の3本の”ロマーノ・レヴィ”も、コルクが開くことは無いだろう...。

アンジェロ・ガイアのヴィナッチャで造った”ロマーノ・レヴィ”

初めてThe Bow Barを訪れて驚愕したのは、壁一面の”ロマーノ・レヴィ”。その数300本以上。
オーナーでバーマンの本間氏がコツコツと集めたものだ。なにせ流通ルートに乗らず、
直接、爺さんの蒸留所に買いに行かないと手に入らない。しかも、誰が買いに行っても一
日一本しか売って貰えないシロモノ。現地のエノテカでも店頭に並ぶことは少ないと言う。本間氏が最初に彼の蒸留所を訪れた時には、直接、黙って一本手渡され、ラベルは選べなかったとか。

Uomo Selvatico

ラベルには“Uomo Selvatico”( ウォモ・セルヴァティコ=野生の男)の文字が...。ロマーノ・レヴィ自身のことだとか。

Donna Selvatica
 

'70年代~様々な種類の”ロマーノ・レヴィ”を揃えている。ハーブ入りや色のある物、無い物、樽の違いなど天使の誘惑は尽きない。70年代後半から描き始めたドンナ・セルバーティカのコレクションも充実している。


  
バーの楽しみの一つはバーマンとの会話にある。現地で、自身の目で選び抜いた酒の話しを楽しく聞かせてくれる。毎年買い付けに訪れるイタリアでは蔵元、コレクターを廻り垂涎の一本を探し出す本間氏。ボトル一本一本に物語りがあり、それがグラスに注がれる。



Hoshi Bld,7-5 Minami4 Nishi2 Chuo-ku Sapporo
011-532-1212

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