広尾のアラジンで野鴨を食べたのはもう十年近く前。その時の記憶は未だに鮮明に残っている。そちらで修行していたという谷シェフの店が外苑前にあると言うので、ジビエの季節じゃないけれど、ランチへ。
外苑西通りをちょっと裏に入ったマンションの二階。明るい店内は白と黒を基調に茶色のフローリングで清楚な印象。こんな店は、きっと優しい料理が出てくるんだろうな・・・と期待が高まる。
場所柄フランス料理店が多いところだが、メニューを見て驚くのはその良心的な価格。(ランチもディナーも¥3,800〜¥7,500)
暑い昼には嬉しい冷たい前菜。キャビア・コンソメのジュレ・ジャガイモとポロネギ。
フォアグラ三姉妹。こういう配置で料理が出て来るといつも迷うのが、どれから食べるか?(右からフォアグラとアボガドのテリーヌ、フォアグラプリン、リゾット)
全て美味しかったけれど、プリンが素晴らしい。シルクのような滑らかな口当たり、ノーブルな一品。
渡り蟹のスウプ。
平目とホワイトアスパラ。大変品の良いバターベースのソース。アスパラの食感を残しているところが僕の好み。
尾崎牛・ヒレ
酸味のルバーブのタルトとスパイシーなパンデピスのアイスクリーム、組み合わせがとてもいい。
0 Comments:
Post a Comment