先週末は忙しかった。白糠の武藤さんに注文していた骨付き羊肉2キロが我家に届いたから。先日の蝦夷鹿パーティーで、ラム肉の話で盛り上がって、前々から作りたいと思っていた“シュウパウロウ”なる羊肉の塩茹でへの想いが再燃して、翌日に注文したものだ。再燃と言うのは、実はこの料理、キャンプで作ろうと思っていたものだ。元々はモンゴルの遊牧民の料理らしいので草原の中で食べたら格別だろうと...。生憎、その時は肉が手に入らず断念した。
武藤さんとこの羊肉で作るラムカレーはさぞ旨かろうと思って、カレー用肉1キロも併せて注文したものだから、骨付き脛肉や首やら肩肉などがどっさりと届き、狭い我家の台所はさながら解体場の様になってしまった。
シュウパウロウに合うワインはブルゴーニュ、それも手頃なA.C.ブルゴーニュに限ると勝手に決めつけてマルニへ向かう。行ってみると何時もは天井まであるワインが殆どなく、唖然。聴くと長尾シェフが独立に向けて今月で辞め、シェフが入れ替わるとのこと。それに伴って1階のセラーを潰してバールを作るのだとか。
作り方は簡単だ。葱と生姜と一緒に水から茹でるだけ。モンゴル料理だから塩もモンゴルが良かろうと、使った記憶の無いモンゴル岩塩を棚の奥から引っ張り出す。普段使っている塩でも味は大して変わらない様に思うが、男の料理なんて気分とこだわりなので...。
想像に反してあっさりとしたスープに仕上った。肉は柔らかく骨の周りゼラチンが旨い。醤油、味醂、酒、酢に豆板醤を少し加えて、煮切ったものに大蒜、生姜の微塵切りを加えたタレを付けて食べる。
〆は水餃子で。シュウパウロウを作ろうと思った時から決めていた。それも哈爾濱飯店の餃子以外に無いと!前日に哈爾濱飯店に行ったのも餃子を買い求めるためだ。味?勿論旨いに決まってるじゃないか。
2 Comments:
行動が素早いです(笑)
March 1, 2010 at 11:44 PM2キロも!!
しかも〆にあそこの餃子とは!!!
骨付き肉だからスープにあの味が出るんですよね、きっと。
残りも冷蔵庫で冷やして翌日ハムの様に薄く切って食べても
味がギュッと締まって美味しいですよね。
骨付き脛と首肉は特に好きな部位です~^^
実は、日曜日に我が家も羊三昧していました(笑)
マルニのバール・・・それもちょっと楽しみですね!
こんばんは。
March 2, 2010 at 11:21 PM>行動が素早いです
クイックアクションに心がけていますので。
マルニの新シェフは本国のトロワグロで修行されていた方らしいです。
今から楽しみです。
*行動が同じなので他人とは思えません。
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