先週末の羊祭り、「デザートも羊で」と意識した訳ではないけれど...フェルミエ通信の写真を見てジャケ買いした、羊のチーズ。caillé de brebis(カイエ・ド・ブルビ)は現地では、この時期の風物詩らしい。バスク地方の伝統的な素焼きの壺が好い雰囲気。
正確に言えば、レンネットで凝固させてはいるが、凝固物を分離していないのでチーズと言えるかは微妙だ。食感はまさに軟らかい杏仁豆腐その物。味は酸味、匂いは殆ど無く、臭みの無い牛乳の半凝固物といった感じ。喉越しは滑らかで心地よい。癖が無いので何にでも合う。スープに浮かせても好し、蜂蜜をかけても好し。苦味の有るマーマレードと一緒に食べたらとても美味しかった。
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