オスタライザーのブレンダーに初めて出会ったのが十数年前。帰省した時に京都の雑貨屋で
見付けた。その無骨な'50アメリカンチックな風貌に惹かれながらも、旅先だし、「東京でもある
だろう」と高を括って買わずに店を出た。ブレンダーという物を特別、必要としていなかったの
だが、雑貨店を訪れる度に探しては見たが、探すと見つからないのが世の常。見付からない
と欲しくなるのが人の常。当時はインターネットも無かったから足で探すしか方法は無かった
が、結局欲しいモデルが見付からず諦めていた。
忘れかけていた記憶がインターネットの普及で蘇って、我家にやって来たこのブレンダー。中々
の優れもの。1946年からブレンダーを作ってきたOster社の製品で、これは80年代の品物。
下の10個のボタンは、左2つが“Hi”と“Lo”の切り替え。残りの8個のボタンは調理方法によって
回転数の切り替えをする機能。上の丸いダイヤルは、“ON”と“OFF”のスイッチ。四角いボタン
はパルスのスイッチで、押している間だけモーターが回転する。文章にするとややこしいが、
要は機械好き厨房男子には打ってつけのクッキングガジェットだ。
0 Comments:
Post a Comment