羆騒動で全国ニュースを賑わせている札幌だが、我家では他人事ではない。散歩コースの旭山公園は閉鎖になるし、町内では玄関前に羆の糞が残されていた等々、日常のこと。
山の我が家周辺では一昨日から雪虫が大量発生して。熊ならずともそろそろ冬支度か。
定番の黒は一生物と思い、耐久性と柔らかさを併せ持った最高級革のペッカリーをチョイス。サイズは長年使用を前提にワンサイズ小さい7 1/2。ライナーはカシミア。東京辺りでは完全にオーバースペックだが、氷点下10℃の中、凍りついたハンドルを握って通勤するに丁度良い。
茶は柔らかく風合いのあるチェルボ(鹿革)を選んだ。on/off両方使えるのが嬉しい。
1777年創業のデンツのグローブは熟練した職人が裁断、縫製を手仕事で仕上げる。
縫い目が表に出ないインシームの物もあるが、写真のように縫い目が見えるブリックシームの方が手仕事の雰囲気を楽しめる。手の甲を装飾する「ポインツ」と呼ばれる3列の縫い目も手間の掛かる仕事だ。今や代表的グローブ装飾となり、多くのパクリが見られるが、伝統の技は美しい。
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