Fenêtre

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chippu

AKI NAGAO

AKI NAGAO
Foie gras

hofe

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lapereau

restaurant SIO

restaurant SIO
Cod

House party @ Maison d'h I I

Thursday, February 4, 2010

 
鱈と赤海老の煮込み。僕らがこの手の煮込みを作るとシンプルにイタリアンっぽくなって、それ
はそれで旨いのだけど、今回はコーディネータM氏の持ち込んだソースナンチュア(ザリガニ)で
煮込むところがプロの技。甲殻類のエキスの煮詰まった濃密な香りは海沿いで育った僕の
DNAを刺激する。




メインのフォアグラの調理に取り掛かる。塊で焼くフォアグラはオムレツの様にも見える。 

 


何故フォアグラが肉より厚いのか?そんな疑問を指摘するメンバーは誰も居なかった。
「蕗の薹のソースが美味しいね」って平静を装う...。写真をよく見ると分かるが、フォアグラの
切り口には直接火が当たっていない。そう、シェフも始めてと言っていたが、巨塊のままじっ
くりと火を入れているのだ。何の臭みも無いフレッシュなフォアグラは、濃密だが舌の上で
儚く融けて消えてしまう。

 
レストランでの食事では皿の上の料理しか見ることが出来ないが、今回は調理過程を見る
ことができてとても刺激を受けた一日だった。シェフが楽しそうに肉を焼いている姿は微笑ま
しいし、素材に対する愛情、真摯な姿勢を目の当りにすると、食事もまた違った味わい方が
出来る。
妻はMadame hのキッチンに惚れ込んだ様だ。美しく機能的で使いやすいキッチンは男でも
憧れる。素晴らしい料理を作って下さったシェフと、この会を企画し、素材提供して下さった
コーディネーターM氏に感謝。どうもありがとうございました。そして、素晴らしいワインとステ
キなテーブルを用意して下さったご夫妻、本当にありがとうございます。


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