川崎シェフの料理を食べたのはもう10年以上前。ジビエの時期で北海道で獲った青首鴨がとても美味しかった。その後行く機会が無かったのだが、3月の初めに伺った。当時食べたものをちゃんと記録しているところは流石。
以前と変わりなく奇を衒わずしっかりとしたクラッシクな料理を出す。こういう店はコースよりやっぱりアラカルトがいい。前菜の乳飲み仔豚の皮付きロースハムは皮、脂身、肉のそれぞれの食感、味が楽しめる。とてもいい。
フォアグラのソテー(マデラソース)
乳飲み仔羊のロースト
林檎の薄焼きタルト
乳飲み仔羊のロースト
ベキャスみたいだけど仔鳩。生憎ジビエは2月いっぱいで終了なのだが、ソースは1シーズン分のエキスが凝縮された濃厚なサルミソース。
ポール・ジャブレ コルナス(96) スパイシーだが熟成で甘美な果実感も混ざる。
前日にも関わらず土曜日の予約がとれたのは幸運だった。決して広い店ではないが、テーブルの間隔は余裕があって落ち着いて食事ができる。やっぱりいい店だ。
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