何が出てるのかいつも楽しみな円山のSIO。 超オープンキッチンで客と調理スタッフの垣根が無く、料理の過程も楽しめるのもいい。麦ちゃん特製スパイスが効いたポップコーンを摘みながら今夜の料理に思いを廻らす。
ホワイトアスパラの炭火焼を見せ付けられたら、白ワインが進んでしまう...生ハムを添えて自家製のマヨネーズと共に。主にホワイトアスパラとして食べられるというドイツ品種の濃い味わいは、炭火の香ばしい匂に負けない。
時鮭の脂を中和してくれるのは山菜の苦味。軽いグリルで。
軽く炙った北寄貝と千本葱。美しく香り高く、パン粉の食感がアクセントに。
リードヴォーとゴルゴンゾーラは個性の強い素材同士だが厭味にならず調和している。
肉料理は純血サフォーク(牝)の炭火焼。14ヶ月とラムより少し遅い出荷なので、羊特有の匂いがある。ラムで物足りない人にはお勧め。肥育していない放牧羊なので脂は少なく肉質はしっかりとしている。この日はモモとカタの二つの部位で味、香り、食感の違いを楽しめた。
コースには入っていないがいつも楽しみなのが〆の麦ちゃんのカレー。この日は数種の豆カレー。満腹だったが独特のスパイスの香りが食欲を誘う。
フルーツと様々なスパイスのジュレ、辛味の強い生姜のアイスクリーム、ココナッツソース...味を表現するのは難しいが、全員完食が美味しさの証。
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