2013年はジビエでスタート。約一年振りのパロンブへ。それにしても寒い。大通公園から店まで僅かな距離なのに血まで凍る寒さ。アペリティフにリカールをグイッとやる。この日は、一昨年フラれてしまったベキャス(ベカス)を年末に予約して置いた。最後の一羽だと言うので新年からついている。
この店に来るとメニューがどれも魅力的なので注文に迷う。5種類のシャンピニオンのテリーヌは湿った土っぽい香りが仄かにして美味しい一皿。
ランドサラダはサラダと言っても葉っぱが見えない。畜産が盛んなランド地方のサラダで葉っぱの上に生ハム、フォアグラがコレでもかと云う程載っている贅沢なサラダだ。「量が多いのでハーフの方が・・・」と諭されたのだがレギュラーで。頼んだものの運ばれた皿を見て一瞬ヤバいと思う程のボリューム。
「カスレ」この料理がメニューにあると幸せな気分になる。こってりとしたコクのある身も心も温まる料理だ。パロンブのカスレは鴨のコンフィと自家製ソーセージとベーコンが入った豪勢な鍋だ。鴨の皮のパリパリ感がとてもいい。
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