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restaurant SIO

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大阪 肉の陣(ラ・トォルトゥーガ)

Thursday, November 20, 2014

待望のラ・トォルトゥーガ再訪。前回訪れたのは昼だったので、次回は夜にとことん肉を食べたいと思っていた。ラ・トォルトゥーガは賑やかな雰囲気で気取らないビストロ。夜はアラカルトのみで 肉中心。

Mr.Mが予約してくれた席はカウンターの一番奥、厨房に一番近いポールポジション!
3つのフライパンの炎を巧みに操る萬谷シェフが間近に!

 前菜一皿目は豪快にドカンと鎮座したアンドゥイエット。
はじける皮を破くとなんともいえない内蔵のエロティックな香りが立ち上がる・・・


「一人、1本づつ頼めばよかった」と反省会で意見が一致。今まで食べたブーダンのワールで一番旨かった。豚の血と脂でつくる濃厚なこの料理は甘みが加わると一層引き立つ。林檎を添えることが多いがここでは玉葱で。

メイン一皿目はエゾライチョウ。白身で柔らかくてとても美味しい。

二皿目は牛。岡山の千屋牛というらしい。イチボだが適度にやわらかく、肌理細かい肉質。赤身なのに上品な脂を感じる美味しい肉だ。エシャロットと酸味の立ったバルサミコのソースが良かった。

「まだいけるね」と追加した三皿目。蝦夷鹿、豚、羊で悩んだが、Mr.Mの推しで羊に。これが大正解。焼いている最中から脂の良いにおいがカウンターを包む。肉汁を湛えるロゼに仕上がった肉と対照的に脂身は絶妙の焦げ具合◎

付け合わせだけでも十分なボリューム

肉ばかりかなりの量を食べているのになぜか苦しくない。そのまま調子に乗ってデザートも三皿。写真は盛り合わせ。セミフレッドが美味しい。

吉田牧場のリコッタチーズのアイスクリーム


前菜からメイン、デザートまで萬谷ワールドを堪能した一夜。豪快だけど粗野じゃない。素材の個性を余すこと無く引き出す底力が凄い。調理法とか技術とかじゃなくて哲学だと思う。


*写真の肉料理はいずれも半分の量です

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