車通りからを路地に入ると薪の香りが漂ってくる。Maison d'hの薪ストーブの煙突から漂う煙
は、来訪者へ香りの目印となって周囲を温かく包む。昨年の11月以来2度目の訪問になる
今回は、シェフを招いてのハウスパーティーだ。マダムはコーディネーターM氏へフォアグラを
リクエストしていた。
主役を待ちながら、ホストからのステキなプレゼント“MOTARD”を頂く。年間生産量5,000本に
してオーダーが入ってからデゴルジュマンすると言うシャンパーニュ。抜栓すると香ばしい複雑
な香りが部屋を覆う。ブラン・ド・ブランとは思えないコクの深い味わい...RDってこう言う物なの
かと納得。
香りと、ジュゥジュゥと旨そうな音で2杯目のシャンパーニュを注ぐ。
グラに甘酸っぱいルバーブのコンフィチュールが良く合う。
フォアグラにはソーテルヌと、マダムがソーテルヌを出して下さった...。融けたフォアグラを上品
な甘さで拭い去る幸せ。
到着するなりキッチンに入り、持参のSTAUBのココットで堀川ごぼうと豚を煮込むシェフ。ドボ
ドボと注がれたワインとポートワインが煮詰まって甘酸っぱい香りが広がる。味の染みこんだ
牛蒡がゼラチンに包まれて、煮込み料理の旨さを堪能する。
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