夕方の散策ですっかり冷え切った体を温めるのには、今夜の宿は都合がいい。吉田屋は明治13年に料理屋として開業し、郡上八幡に鰻を伝えた店だ。現在は旅館、ホテルの他、美濃錦(みのきん)という鰻(夏は鮎も)専門店を営んでいる。
店内には井戸があり、そこから汲み上げた水に数日間、鰻を放ち身を締め臭みを取ってから調理をすると言う。
さて、肝心の鰻の味は...。
東京生まれの僕は、鰻と言えば蒸してふっくらとしたものが好みだが、この地方では割いた鰻を強火で一気に焼き上げる尾張式だそうだ。
初めて食べる蒸しが入らない鰻だが、それはそれで美味しいというのが率直な感想。
ふっくら感は無く身も薄いが、皮がパッリっとしていて香ばしい。甘めで濃い味のタレも好みのスタイル。鰻重(上)は鰻を二段に重ねているのでボリュームもある。
初めて食べる蒸しが入らない鰻だが、それはそれで美味しいというのが率直な感想。
ふっくら感は無く身も薄いが、皮がパッリっとしていて香ばしい。甘めで濃い味のタレも好みのスタイル。鰻重(上)は鰻を二段に重ねているのでボリュームもある。
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